アナログレコードの魅力と、最初に買うべきレコードプレーヤーについて

音楽雑感レコード, 買い物

2015年から部屋にレコードプレーヤーを設置し、ことあるごとにアナログレコードを集めている。数年前は完全に配信派だったのだが、物理的に音楽を買うことの魅力にはまってしまった。オールディーズを聞くのも楽しいし、アメリカのインディーズバンドの新譜やレコード・ストア・デイで発表された音源なんかも聞ける。ウキウキだ。そんなウキウキ気分をブログにまとめてみた。

レコードの魅力

溝に音が、物理的に入っているという魅力

アナログレコードは、細かい溝に音そのものが入っている。もう、この時点で俺はやられてしまった。

中学2年の頃、King Crimsonの”Islands”を聴いて、その美しさに感動した。いまでも一番好きな曲を聞かれればすぐに名前を上げるほど、大好きな曲だ。最初は借りたCDで聞き、MDで聞き、MP3にしてiPodで聞き、出先でYouTubeで聞き、最近はサブスクリプションサービスで聞いた。歌詞は暗記し、ギターをコピーし、サックスソロをコピーした。そのアルバムを、レコードで買った時の満足感たるや。ようやく本当に、「Islands」を所有したといえるようになった気がした。

宇宙で一番美しいと思っている音が、自分の手元にあるレコードの溝に刻まれていると思うと、それだけでドキドキする。レコードの魅力は、物理的に、そこに音があると感じられることだ。

単純な機構でも再生できる

前述のとおりレコードは、音が盤面の溝に刻まれている。だから、「針と紙」を使えば音を再生できる。レコードプレーヤーで再生しても、スピーカーの音量を0にすれば、針から出た音を聞くことができる。これ、初めて体感した時は感動した。

デカいジャケットの満足感

副次的な要素だが、ジャケットがデカいのも魅力だ。これも所有欲をガンガンに満たしてくれる。

レコード屋でジャケットを眺めて、カッコイイのがあったら試聴してみるっていうのも面白い。ちょっとでも気に入って、手頃な値段だったら買ってしまう。普段チェックしないジャンルの音楽を聞くことができるし、部屋も明るくなる。これもなかなか楽しい!

自分の好きなアーティストのレコードばかり集めていたら、レコ棚が随分地味になってしまった。

レコードプレーヤーはどれ買えばいいのか問題

音が出ればそれで良いんじゃないか説

もちろんいい音で再生したいし、せっかくレコードを買うポテンシャルはすべて引き出すべきだ。でも、個人でアンプ・ケーブル・電源・スピーカー・防音設備とか揃え始めるととんでもなくお金がかかるし、それで最高の環境を揃えたとして、やることが「一人で部屋で音楽を聞く」ってのはどうなんだろうと思う。

むしろ、家では最低限の環境だけ揃えておいて、ちゃんとした音で聞けるバーなりカフェなりを探したほうが良い。はず。

ION(アイオン) AUDIOのカバー付きがいいんじゃないか説


ION Audio Max LP レコードプレーヤー USB端子 スピーカー内蔵

なら、とりあえず入門編としてベストセラー買っちゃおう、というのが俺の意見だ。上記のアイオンオーディオのプレイヤーは、Amazonレビューではアレコレ言われているが、StiffslackやFLAKE RECORD、Diskunionでも取り扱いのある、初心者用のスタンダード機だ。とりあえずこれを買って、レコードの魅力を感じたり、不便さを学んだりして、こだわりが出てきたら別のに乗り換えればよろしい、と思ってる。

おれはVestax handytrax!


Vestax ポータブルターンテーブル handytrax USB WHITE ホワイト USB出力機能/録音ソフト付き スピーカー内蔵

2014年12月に破産したベスタックス社。一部ソフトウェアをダウンロードできなかったり、換えの針が品薄になるんじゃないかっていう懸念もあるけど、今のところは全く問題なく使えている。長期間使わない時はカバーをかけておけるので、ホコリ対策にもなる。あと、ION AUDIOのやつよりも省スペースだったりする。

自分の家ではこれをベリンガーのミキサーからFOSTEXのモニタースピーカーで出力している。ミキサーを通しておくと切り替えも楽だし、モニタースピーカーといえどちゃんと全音域の音が出てくれるから、今のところは満足に再生できている。超楽しい。

とりあえず一歩踏み出してみて、それから考えよう

自分のスタンスとして、ギターもクロスバイクも、最初の一台はとっととテキトーなの買ってみて、自分で色々いじくりまわしてからこだわりを持つのがいいと思っている。

上記のION AUDIOもネットでは、「中国製なので〜〜」とか「ちゃんとしたサウンドシステムを使っていた人間からすると〜〜」なんて低評価のレビューを書かれているけど、どうでもいいのだ。

音楽が好きなら冒頭で書いた、レコードを手に入れることの満足感をぜひ感じて欲しい。もっともっと、音楽が好きになるはずだ。あと、デカくて良い音で聞きたければ、書を捨てネット回線引きちぎって、街に出ろ!!!!!!!!!!!!!!!!

この記事を書いた人
七里ガ浜で笑う筆者

Mediumbuddha

1989年、北海道札幌市生まれ。ミュージシャン・作家・Webディレクター・ライター。お酒と料理、釣りやクロスバイク、映画に落語が大好きです。

このブログは、甥や姪が18歳になったときに読ませられるような文章を、個人的な経験や記録を絡めて、誰かの力になるように心をこめて書いています。

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2018年12月1日音楽雑感レコード, 買い物