自作曲をリアレンジして別バージョンを作り、聴き比べてみる「Deus ex machina / 千の魔法」②

作曲・レコーディング

「千の魔法」の別アレンジ版「Deus ex machina」をいっぱい上げる!!!いっぱいあげるのが、おれのしごと!!! いろいろ録ったけど2011年のやつが一番イカしてます。

「Deus ex machina」

音源

この2011 editが一番よくできている。パツンパツンに飽和するまで音を詰め込んだ。

2011editよりスッキリした音を目指して作った2012edit。


2011editを元にコンセプトアルバムを作ろうと思って、前後の流れを作ってみたテイク。ケロケロな歌を入れてある。

一番最初のデモ。当時はDAWに慣れてなかったので、かゆいところに手が届かないテイクになってる。

映像

Nuit Blanche – Arev Manoukian – YouTube」の映像を拝借して、自分の曲に差し替えた。尺や展開など意外にかっちりハマっている。

歌詞

禍々しさが欲しかった、地獄で生きていけるくらいの

なのに膨らませた風船、手を叩いて迎え入れた二人
絡ませた指に意味深く力を入れた瞬間に

はじまってしまったデウスエクスマキナ
無意味に痛みがほどけ落ちていく

最後数秒、がれきの音
足がブリキの星座売人
オルゴールが音を忘れ
錆びて消える前に
雨が降ればいい

割れる風船、顔見合わせ笑い転げた二人
火照る頬を互いの手で包みあった瞬間が
呪いだった
呪われていた

耳で聞こえるデウスエクスマキナ
ふいに祈りを手放すように

最後数秒、がれきの音
足がブリキの星座売人
オルゴールが音を忘れ
錆びて消える前に
雨が降ればいい

この曲について

作るきっかけ・録るきっかけ

2009年にバンドで演奏するために作った曲。1,2回ライブで演奏したきり、やらなくなってしまった。

2010年に、リアレンジした「千の魔法」をCDリリース。しかし、どちらのアレンジにも納得がいっていなかったため、2011年に一人で録り直すことに。大晦日から元旦にかけて、引きこもって作っていた。その後、2012年に制作環境が変わったことをきっかけに、再録。

2011editがベストテイクです

この曲のサビは、「図書館の本が全部落ちる感じ」にしたいと常々考えていた。そのくらい「震える」というか、カタルシスを感じるのは2011年のインスト版のみだと思う。他は、録音の技量が足りなかったり、熱量が足りなかったりした。あの、大晦日から元旦、テレビも見ず酒も飲まずにひたすら向き合っていたある種の「童貞力」みたいなものが2011editにはあるんだとおもう。

ドラムについて

2011 editの頃はいろいろとドラム音源やサウンドフォントを試していた。この曲では「Addictive Drums」の無料体験版を使っている。スネアやシンバルの種類は変えられなかったが、プリセットで十分いい働きをしてくれた。こういうパツンパツンのコンプかかったようなギターロックの音像だと、これがメチャメチャ合うと思う。

2012editでは、実際にスタジオで生ドラムにマイクを立てて1つずつ、強・弱・ロールを叩いて作った自作のドラム音源を使った。打ち込みがちょっと大変になるけど、その分かなり生々しい感じになる。実際、製品版のドラム音源より弱々しい、パンチのない音であることは間違いないんだけど、ギタープレイの粗さと相まって、バンド感のある打ち込みになっている。

2009 editでは、CUBASE4 LEに入っていたドラム音源を、よくわからないまま打ち込んでいる。まあ、こんなものだろう。

記録

作曲:2009年12月
録音:2011年1月(2011 edition)
   2012年(2012 edition)
   2009年12月(First demo in 2009 edition)
環境:CUBASE4 LE / Windows Vista (2011 / 2009 edit.)
   CUBASE6 Artist / OSX(2012 edition)
ギター(ジャズマスター・ライン録り)以外、打ち込み

この記事を書いた人
七里ガ浜で笑う筆者

Mediumbuddha

1989年、北海道札幌市生まれ。ミュージシャン・作家・Webディレクター・ライター。お酒と料理、釣りやクロスバイク、映画に落語が大好きです。

このブログは、甥や姪が18歳になったときに読ませられるような文章を、個人的な経験や記録を絡めて、誰かの力になるように心をこめて書いています。

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2018年11月6日作曲・レコーディング