マラケシュ・メディナの愛すべき変な人たち、セコい人たち特集

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2012/02/12 – Marrakech, Morocco
【2012年2月12日為替レート】1 MAD = 9.20185 JPY

マラケシュ・メディナの裏路地

マラケシュの暇な若者やおっさんは外国人をからかうのが大好きで、仕事がないときはガイドまがいのことをして小銭を稼ぐこともある。そのいくつかを紹介したい。

なお、彼らは変なやつでセコいが、悪人ではない。

旧市街へんな人たち特集

ガイドおじさん

マラケシュの旧市街

路地でキョロキョロしていると「ヘイ、迷ったのか?おれがジャマエルフナ広場まで連れて行ってやろう」と言い、メディナの名所を観光案内したり、彼の馴染みの店に挨拶したりしながら、ジャマエルフナまで送ってくれる。そして、「よし!ジャマエルフナだ。10DHあるか?ガイド料だ!」と少額のチップを要求される。

路地のガイドは、初日であればそこそこおもしろい。

タダで水あげるおじさん

マラケシュのジャマエルフナ広場

ジャマエルフナ広場にいて、無料でペットボトルに入った水をくれる。受け取ると、「水はタダだが、あなたに水をあげたという優しさに対して、いくらか支払ってほしいんだ」と言って、10DHくらいのチップを欲しがる。

まあ、水のデリバリーだと思えばそのくらいは払ってやってもいいかもなと、今では思う。

強制ヘナレディ

モロッコのヘナタトゥー

旅行客(女性)の手をつかんで、じっと目を見つめながらアラブ語でなにか語りかける。そしておもむろにヘナタトゥーを入れるのだ。すごい剣幕なので、始まってしまうと意外に逃げられない上、けっこういい値段を払わされる。

このヘナタトゥー、グーグル画像検索で「ヘナタトゥー」と入力して出てくるものより、ずいぶんザックリしている。なんていうか、線が太くて、こう、模様が、その、雑じゃなかろうか。

ヘナタトゥーをGoogle画像検索したスクリーンショット
Google画像検索

まあ、現地のレディが書いてくれたものなので、これはこれでご利益があるのだろう。イタリア料理も、イタリアのレディが適当に作ったやつのほうが本物っぽい。

「足の裏にガムついてるぞ!」

小銭稼ぎだけではない。マラケシュの人たちは、いたずら好きでもある。スークでは「足の裏を見ろ小僧」に出くわした。「おい、アジア人、足の裏!」と遠くから呼びかけられる。「いいから足の裏を見ろよ!」足の裏を見てみる。「反対の足だ!ガムを踏んだぞ!」逆の足を見てみる。すると、近くにいた別の若者が笑いながら「He’s kidding you.(からかってるだけだよ)」。古典的な技を使いやがる。

若い世代はセコく稼ぐよりも、こういったコミュニケーションを取りたがっていたような感じがあった。英語もそれなりに喋ることができる。

ドロボーじじいたち

路地でオセロをやっていた老人たちに、「ジャパン?」といきなり話しかけられたこともあった。イエス、と答えると、全員がお互いを指さして「コイツ、ドロボー!ドロボー!」と日本語で叫ぶ。

いったい彼らの人生に何があって、こんなにハイレベルのジョークを仕入れることができたのだろう。今モロッコに行ってあの路地にいっても、同じことは起こらないだろう。彼らのうち誰かが欠けていることもあるだろうし、たまたま通った日本人を笑わせてやろうなんて気にならないかもしれない。もしタイムマシンがあるのなら、2012年にもどってあの老人たちとオセロをやりたい。

2012年当時の流行語 in マラケシュ

日本語といえば、ジャマエルフナ広場の商売人たちはおれが日本人だとわかると、2000年代初頭にテレビではやった言葉を叫んでいた。「ナカタ、イナモト!(中田英寿、稲本潤一)」、「プレイステーション!」、「ソンナノカンケーネー、オッパッピー!」など。

今は何が流行っているんだろう。もし知っている人がいたらコメントなどで教えてください。

この記事を書いた人
七里ガ浜で笑う筆者

Mediumbuddha

1989年、北海道札幌市生まれ。ミュージシャン・作家・Webディレクター・ライター。お酒と料理、釣りやクロスバイク、映画に落語が大好きです。

このブログは、甥や姪が18歳になったときに読ませられるような文章を、個人的な経験や記録を絡めて、誰かの力になるように心をこめて書いています。

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2018年12月15日海外旅行マラケシュ, モロッコ, 海外旅行記