無料でできる!男声を女声にしてバ美肉アバターに声をあてる方法

作曲・レコーディングバ美肉

2018年に誕生した「バ美肉」というジャンル。この記事では「バ美肉」文化については語らないが、アバターさえあればDTMerの自分にもできることがわかったので、技術的な記録を残しておくことにする。

巷にあふれるバ美肉機材の記事に比べて、「まずは肉体をコントロールしろ」と強調するパワータイプの内容となっている。しかし実際に自分で試してみて一番効果があったのが喉の使い方を工夫することなので、サンプル音声を載せつつ解説していこうと思う。

地声はこういう感じです

Mediumbuddhaというソロプロジェクトや、taicoto orientというバンドのボーカルをやっています。上記の動画で「おつかれさまでした、乾杯!」といっているのが自分です。

Mediumbuddha式、バ美肉音声の作り方

こんなのができました

まずは喉の使い方をマスターする

地声をピッチシフターに入れても、女声にはならない。かといって、裏声も相性は良くない。なるべくピッチシフターに頼らない意識を持って、「高めの」「喉を震わせない」「地声」を使って、音程を+3ほど上げると自分の場合は自然な女声になる。このときの地声は、高い「ミ」から「ラ」あたりを歌うときに出す声質に近い。ギターを持っている人は、1弦開放〜5フレットあたりの音域を確認してみてほしい。

あとは、後述のピッチシフターと合わせてみて、何回も聞き直して、自分の喉とピッチシフターの値がベストマッチする瞬間を探す。そして、それを継続できるように練習する。機材を買うより、フリーソフトを使ってひたすら練習したほうがいい結果が出ると思う。

無料VSTのピッチシフターと、イコライザーについて

フリーソフトはWindowsなら「恋声」、Macならガレージバンドのピッチシフターがある。しかし自分はAbleton LiveユーザーなのでVSTの「Auburn Sounds – Graillon2(無償版)」を使うことにした。いじるパラメーターはピッチのみ。フォルマントを調整しすぎるとパリパリした音質になってしまうので、なるべく喉での加工を意識する。また、ピッチを上げるほど女声っぽくなるのは間違いないのだが、アニメ声になり個性が失われるので、やはり自分の喉で発声を工夫するのがベターだ。

ピッチシフターで声を加工したあとは、イコライザーで100Hzあたりのノイズをカット。また、10kHzあたりのピッチシフターでカリカリした部分を取り去ってあげると、落ち着いた声になって自然に聞こえると思う。このへんは好みですね。一番最後にかかってる「Basement」というエフェクトは、リバーブです。ここも必要に応じていじってます。

上記の方法で加工した声は、下記の通り。


▲自信作。喉を震わせないように発声した高めの地声+3音上げ。


▲地声+3.5音上げ。フリーザのような、高音に特徴のある男声という感じ。


▲低めの裏声+3.5音上げ。ぶりっ子している、いかにもつくられた女声という感じがする。

アバターはアプリから

あとはアバターが作れるアプリやソフトを使って、キャラクターの動きと自分の声を合わせるだけだ。自分の場合は、アバターはiOSアプリ「REALITY」や「カスタムキャスト」を、iPhoneの画面収録で録画。声はマイクを通してMacのAbleton Liveで録音。その後、エフェクト加工してアバターと口の動きを合わせて、iMovieで書き出している。


▲一番最初の動画。まだまだ発声に慣れていない感じがある


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この記事を書いた人
七里ガ浜で笑う筆者

Mediumbuddha

1989年、北海道札幌市生まれ。ミュージシャン・作家・Webディレクター・ライター。お酒と料理、釣りやクロスバイク、映画に落語が大好きです。

このブログは、甥や姪が18歳になったときに読ませられるような文章を、個人的な経験や記録を絡めて、誰かの力になるように心をこめて書いています。

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2019年1月11日作曲・レコーディングバ美肉