【地震発生・停電・買い出し】北海道胆振東部地震の記録(2018年9月6日①)

防災コンビニ, 北海道胆振東部地震, 地震, 札幌

札幌市南区の市街地、震度4〜5弱。

午前2:50ごろ目が覚め、寝つけなかったので起きて机に向かっていたところ、午前3時ごろ強い揺れ。3.11を東京で体験していたため、最初の揺れかたで大きい地震だと直感。机の下に潜って揺れが収まるのを待つ。自室は大した被害がなかったため、すぐに二階の祖母(85歳)の様子を見に行く。怪我などはなかったが、少し怯えて興奮状態だった。

NHKをつけて家の中の被害状況を見て回っていると、3:10ごろ停電。祖母を座らせ、iPhoneのライトで懐中電灯を取りに行く。ついでに外に出てみると、細い月と星がとてもきれいで感動した。

radikoでラジオを聴きながら、水を風呂や鍋にためる。風呂の水道からでる水だけが濁っている。どこかでパイプが傷ついたかもしれない。祖母に水とクッキーをあげて、ギターで歌を歌って落ち着かせる。blurのtenderを弾き語ったところ、はらはら泣き出した。南西沖以来の大地震、さぞ怖かったろう。泣き止んだところで外に連れ出し、いっしょに星を眺める。

ツイッターで情報をみたところ、大きな発電所がダウンして2〜3日電気が復旧しない可能性ありとのこと。

5:00ごろ、明るくなりだす。ご近所さんがビニール袋を下げて歩いているのを見て、コンビニが稼働していることを察知。我が家はオール電化なので、停電中は調理ができない。そのため、コンロを使うためのガス缶を確保しなければならない。上着を着てコンビニへ。

店内は混乱してはいなかったが、ワチャワチャしていた。ガス缶はバックヤードにあり、一人一本しか売らないことにしているそうだ。賢明。その他、冷たくても食べられるパックご飯やフリーズドライ味噌汁、電池式充電器を買った。酒瓶は割れ、冷蔵庫が止まっているコンビニでも、レジだけは動いており、クレジットカードで支払いもできた。

家に帰り、電池のストックやハンドル式ライトを物置から引っ張り出してきて、ひとまず休むことにする。6:30。このあとも余震が続くとしたら、寝られるときに寝ておかなくては。
10000mAhのモバイルバッテリーがたまたまフルチャージで本当に助かった。祖母を落ち着かせることができたのが何より良かった。


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この記事を書いた人
七里ガ浜で笑う筆者

Mediumbuddha

1989年、北海道札幌市生まれのインディ音楽ナイスガイ。

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2018年11月29日防災コンビニ, 北海道胆振東部地震, 地震, 札幌