【サンプル音源あり】DIY ・ 低予算でバンドのレコーディングをする⑥【ギター録り】

作曲・レコーディングtaicoto orient

レコスタでアンプを鳴らしてギターのレコーディング。

使用機材

基本は歪みエフェクター + JC-120

基本の音作りは、G&LのテレキャスターからXotic EP booster、Fulltone OCD v4(18Vで駆動)を通して、Roland JC-120へ。

音はEQ・エフェクト無しでこんな感じ。アンプのセッティングはオール4。

FULLTONE OCDはLPモードで、ゲインを9時くらいに抑え、トーンを3時くらいに設定している。電圧18Vで鳴らすと、ピッキングニュアンスに合わせて素直に歪んでくれてグッド。


Fulltone OCD V2.0 オーバードライブ エフェクター

また、OCDの前段にクリーンブースターをつないでいる。基盤のスイッチで中域を強調するように設定しているが、OCDと相性がよく、ギターサウンドのおいしい部分が持ち上がってくれる。


Xotic エキゾチック エフェクター ブースター EP Booster 【国内正規品】

オーバーダビングでマーシャルの歪み

今回、ギターサウンドの厚みを求めて、もう一本ギターを重ねた。せっかくなので少し音を変えるために、Marshall JCM2000をアンプ直で使用。Classic gain(チャンネルA)でゲイン10時・トレブル9時・ミドル12時・ベース10時に設定。やっぱりアンプ直の歪みは気分がいい!でも、音が太すぎてアンサンブルの中ではずんぐりむっくりしすぎるので、EQで少し削る必要がある。

EQ・エフェクトなしでこんな感じの音。

EQ&ラフミックス

LRでギターを振り分けて、イコライザーをかけて鳴らしてみた。左がJC、右がマーシャル。厚みのある音になった。EQで整えた音がこんな感じ。

ギターソロでは、OCDのゲインを上げてEP boosterで思いきりブーストしている。少し低音がゴロつくので、EQで処理している。バックのクリーントーンは、メインの設定のままギターのボリュームを絞ったり、ピッキングニュアンスをつけてプレイしている。コロコロと鳴る感じが心地よい。

ギターレコーディングのあれこれ

マイキング

ギターアンプのスピーカーに対して、どのような位置・角度にマイクを置くかで録音が変わってくる。スピーカーの中心に寄せるとトレブリーな音、端っこを狙うと低音が強調された音になる。

今回はSHURE SM57で、スピーカーの端と中心のちょうど真ん中辺りを狙った。

実は、もう一本SHURE SM58をオフマイクで立てて、部屋鳴りや自然なサウンドを録ろうとしたのだが、うまくいかなかった。ざんねん。

一人でレコーディングは精神的にキツイ

今回、スタジオ代を抑えるために一人でリハスタでレコーディングをした。が、時間的にもカツカツだったし、だんだん何が正解かわからなくなって、かなり苦しかった。ドツボにはまったというやつだ。

「今のテイクってどうだった?」とか聞ける相手がいたほうがいい。結局、客観的に判断ができなかったので、何度も最初から録り直したりして時間も余分にかかってしまった。後から聞いてもプレイ内容はほとんど変わらないのに。

できあがったのがコチラ

できあがったのがコチラ!聞いてみてください~!(2015年8月2日追記)


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この記事を書いた人
七里ガ浜で笑う筆者

Mediumbuddha

1989年、北海道札幌市生まれのインディ音楽ナイスガイ。

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2018年12月1日作曲・レコーディングtaicoto orient